健康サブスクリプションとしての「Apple Watch Series6・SE」、Series4を例に2年後の売却価格を考える

Apple Watch Series6ガジェット比較

先日発表され既に販売が始まっているApple Watch Series6とSE。筆者自身購入を悩んでいます。Apple Watchには、通知の確認やApple Payなど魅力的な機能はたくさんあります。ただ、今回はそうしたことは脇に置いて、「健康管理サブスクリプション」サービスとしての観点から、購入すべきか、購入すべきならどのモデルにすべきかを検討してみます。

2年使って古いモデルを売却し、新しいモデルに買い換えるならいくら掛かるのか計算してみます。

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「健康管理」サブスクリプションとしてのApple Watch

通知デバイス:×、センサーの塊:◯

Apple Watch Series6
Apple Watchは、しばしば「通知の見れる時計」として揶揄されますが、負担なく「身につけるセンサーの塊」としての魅力が大きいと考えています。心拍計、歩数計、高度計、血中酸素濃度、睡眠計測、転倒検出できる加速度センサーやECG(心電図)など挙げればキリが無いほどに、センサーやセンサーから派生した機能が搭載されています。

一見すると無駄なようにも見える機能ですが、普段の活動量だったり、睡眠時間だったり、今まで雰囲気でしか把握できなかったものを、「数値」として日毎に比較可能な形で可視化してくれます。比較可能になると、普段の生活における好調・不調の波の原因を特定することができるようになってきます。

ちょっと最近気分が沈みがち、眠気が取れないといった不調について、原因が睡眠不足なのか、活動不足なのか、それらの交互作用なのか、数値を見て健康な時と比較することで、自分のベストなバランスを探ることができます。

命を救うヘルスケア志向

またApple Watchが高齢者の命を救う、92歳男性の落下を自動通報
  またApple Watchの転倒検出機能が持ち主の危機を救いました。   アメリカで92歳の男性がハシゴから落下したところ、Apple Watchの転倒検出機能で命を救われたというニュースを紹介し

発表会でも度々触れられていますが、Apple Watchにより生活の変化や命を救うといったエピソードを目にすることが多くあります。転倒検出機能で動けなくなった人の代わりにSOSをしたり、異常な心拍の上昇を検出したりすることで、使用者の命を救うという話を度々目にします。他社の製品ではほとんど見られませんが。

発見してニュースになること自体は偶然だとは思いますが、Appleは危機回避としての使い方も折り込み済みで、そうした用途にも使えるよう想定し、目的をもって機能を搭載しているという点は注目に値します。

Apple Watchの心拍数モニター、13歳の少年の命を救う - Engadget 日本版
Apple Watchの心臓モニター機能はたびたび命を救う、あるいは重篤な症状を未然に防ぐことに貢献していますが、それらは主に高齢者や既往症のある人達に確認されてきたものです。 そんななか、新たに13歳(当時)の少年がApple

未来への健康投資

Apple Watch Series6
Apple Watchは毎日使っていくのであれば、バッテリーの消耗のことを考えると2年での買い替えが目安。買取・売却価格を考慮しお得に使って行くとしても同様でしょう。

実質的に「健康管理」「危機管理」としてのサブスクリプションサービスだと考えてしまい、自分の健康維持や未来への健康投資として、月額料金を考えて、個々のモデルを見るべきでないかとかんがています。

Apple Watchを2年使うときのコスト

Apple Watch Series4を例に、だいたい購入時の価格と2年使ったときの売却価格を調べ、月額でどれくらいのコストがかかっているかをまとめてみました。

今回は新モデルの発表前の価格ではなく、発売開始後の価格を主に紹介しています。

例1:アルミニウムモデル

  • 発売時価格:約5万円
  • 中古買取:2.2万円前後(イオシス)
  • フリマアプリ:2万円前後
  • 月額:約1,250円

アルミニウムモデルに関しては、中古相場としては2年使った時点で2万円前後まで価格が下がっています。売却する価格によっても変わってきますが、大体月額1,250円程度のコストがかかっている計算に。次にアルミニウムモデルを買うのであれば、大体3万円で購入できる計算にもなります。今回は新モデルを買ってから古いモデルを売却する前提ですが、発表前に売ればもう少し高い価格で手放すことも可能です。

懸念点があるとすれば、アルミニウムモデルの前面はIon-Xガラスなため、フィルムなどを貼らずに使うと傷が付きます(結構しっかり付きます)。中古ショップで売るかフリマアプリで売るかによっても大きく変わりますが、買取価格を重視する場合には、傷の付きやすさは不利な点に。

例2:ステンレスモデル

  • 発売時価格:7.5万円
  • 中古相場:2.6万円前後(イオシス)
  • フリマアプリ:3万~4万円前後
  • 月額:約1,600円

ステンレスモデルは、新モデル発売後に大きく価格を落としている印象。発売時7.5万円、売却3.5万円なら大体月々1,600円くらいのコスト感とアルミニウムよりは高めになってきます。このあたりは売却価格が響いてくるので、一概には言えませんが、2年使ってしまうとアルミニウムモデルよりはコストパフォーマンスは悪そうです。更に、中古ショップで売るのはあまりお得感はなく、フリマアプリで処分するほうが良さそうです。

ステンレスは前面がサファイアガラスなので気にせず雑に扱える点とアルミニウムにはない高級感は魅力的、そこにお金を出せるかどうかが大きなポイント。あとアルミニウムよりも重さがある点については注意すべきポイントでしょう。

コスパならApple Watch SEがおすすめ

Apple Watch SE
初期コストや乗り換えコストなどのコストパフォーマンスを重視するのであればApple Watch SEが狙い目。購入時にかかる価格は3.2万円、発売から3年が経つSeries3の中古相場が1.6万円程度なので、2年使って1万円を切る価格になっていることは想定しづらく、1.6万円まで下がってしまうと想定しても、月額コストは600~700円程度に収まるでしょう。

ECG・血中酸素濃度・常時点灯では劣りますが、Series5とSoCが同等なのでアップデートがすぐに来なくなって陳腐化することも考えづらく、一番ローコストで使い続けていけるデバイスに。Series6の機能に魅力を感じないなら、SEを狙うのがトータルコストとしては安く収まりそうです。



Source:Apple

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