iPhone 12の128GBモデルが99,880円、iPhone 12 Proの128GBモデルは117,480円で販売されており、価格差は17,600円。iPhone 12の64GBと比較するのであればProとの価格差は、23,100円です。
1円でも安くiPhoneを購入したい筆者に撮ってはiPhone 12を買うべきだと考えていたのですが、筆者のようなライトなブログ用途や普段使いで確実に使用頻度が増えるので、Proもありなのではないかと思い始めています。
3つ存在する悩みポイント
- デザイン:アルミかステンレス
- カメラ:デュアル or トリプルの違いとApple ProRAW
- 価格差:1.7万円~2.3万円の価格差
iPhoen 12と12 Proの大きな違いとしてはこの3点ですが、デザインに関しては完全に個人の好みが分かれるため、考慮すべきポイントはカメラと価格差の2点。
ディスプレイにはどちらもCeramic Shield、A14 Bionic搭載と基本的な性能は同じ。
ミラーレス一眼を買うと思えば安い?
iPhone 12 / 12 Proの画質は近いらしい
両者の物理的な違いとしては、望遠カメラとLiDARの搭載有無の違い。12は2倍の光学ズームと最大5倍のデジタルズーム、Proは4倍の光学ズーム、最大10倍のズームとなっています。
いろいろなレビューを見ていますが、明るい所での風景の撮影などでは大きな差は無い模様。iPhone 11 Proと12シリーズの撮り比べでは、はっきりと違いが感じられるものの、12と12 Proではそれほどわかりません。
ただ暗所では、12と12 Proの差は歴然。普通の夜景、暗所でのポートレートどちらでも明らかな差があるのは注目ポイント。インカメラに関しても、12 Proはナイトポートレートモードが利用可能です。
ブログ用・普段用のカメラとして
筆者の中で一番の悩みがブログ用や普段用のカメラとして使えるのか?という問題。
iPhone XSでは、屋外の明るい場所での撮影は問題なかったのですが、屋内で自然光がない場合は少し厳し目。そのため、ブログでの写真撮影は主に2013年に購入したNEX-5Rを利用してきました。しかし、7年使ったNEX-5Rの動作は怪しくバッテリーの劣化も大きめ、常用するのが厳しくなり、ミラーレスを買うかiPhoneを買うか決定するのは急務。
そこで、iPhone 12シリーズをブログや普段用のカメラとして利用するべく、いろいろと手立てを考えてみました。
iPhone 12と12 Proの価格差も含めて考える
- iPhone 12 + ミラーレス一眼
- iPhone 12 + 撮影環境
- iPhone 12 Pro単体
そこで考えられる選択肢としては上記の3つ。iPhone 12(Pro)に合わせて、ミラーレス一眼を購入するのは、余裕でProとの差額である1.7~2.3万円を超えてしまうので、金銭的には現実的ではありません。少し古いモデルのソニーのα6000でも、パワーズームレンズキットでも6.2万円程度するので結構ミラーレス一眼を買うのは高コスト。
ブログが半分仕事みたいになっていれば、それくらいの額を出しても良い気はしますが、半分趣味ブログにとっては大きすぎる出費です。
そうなるとスマホ単体で完結させることになってきます。主な手立てとしてはiPhone 12と合わせて、照明や撮影ボックスなどの撮影環境を整えるのも手の一つ。これは12 Proとの差額に十分収まりますし、スマートフォンで室内ブツ撮りが不満だったのを大きく改善できそうな所。ただ、暗所での風景撮影は妥協する必要があります。
3つ目としては、普通にiPhone 12 Pro単体を買うという方法。室内でのブツ撮りのクオリティはある程度妥協する必要が出てきますが、外出先で夜風景を撮影する際などに、圧倒的なクオリティの高さを体感できそうです。予算がゆるすのであれば、少し無理をして、これに合わせて撮影環境を構築すれば、ブツ撮り環境はiPhone 12 Proでも十分なんじゃないかと考えています。
Apple ProRAWでどれだけ変わるかが重要
iPhone 12 Proでは12とは異なり、Apple ProRAWと呼ばれるRAW形式での撮影も可能(アップデートで対応予定)。大幅に画質が良くなるわけではありませんが、確実に編集の幅が広がり、色合いなどを自分好みの画質にすることが可能に。これにより、スマートフォンで感じていた色合いなどの不満が改善するのであれば、iPhone 12 Proですべてが完結します。
結果として、たまにしか使わないミラーレスに高いお金を払ったり、Apple ProRAWに対応していないiPhone 12をちまちま使うより、差額分だしてProにし撮影環境を整える方が、コストは掛かるものの主観的なトータルの幸福感は高くなりそうな気がしています。
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