「Zeblaze GTR」というスマートウォッチをレビューします。3,101円とかなり安価な部類の製品でありながら、そこそこ良い質感や心拍計測・睡眠記録などの機能を備えており、入門機としておすすめ。
ECサイト「Banggood」からサンプル提供されたものを利用しています。記事内容は指示を受けていません。
開封
商品のイメージがプリントされているタイプのパッケージ。ちなみに、今回レビューするのはホワイトバンドにシルバーの本体なので、パッケージはカラー問わずこれで統一な模様。
開封するとウォッチ本体と、バンドや充電ケーブルと対面。
内容物は、説明書と、ウォッチ本体、バンド、充電ケーブル。ケーブルは専用のマグネット端子とUSB-Aなので、別途充電器を用意する必要があります。
デザイン:質感良さげ・ファッション性は高い
ファッション性が高く、オシャレ
シルバーの筐体に、丸型のディスプレイを搭載しています。3,000円程度の安価な製品ですが、金属筐体を採用しており、質感は高め。
付属のバンドと、ウォッチ本体を合わせると、こんな感じ。1, 2万円程度と言われても、違和感を感じないレベルには、クオリティが高いです。
裏面には、心拍センサーなどのセンサー類があります。バンドに関しても、ピンを動かすだけで簡単に取り外すことが可能で、サイズさえ合えばサードパーティのメタルバンドなども取り付けできます。
バリが残っている…
マイナスポイントとしては、バンドの穴にバリが残っていました。この辺りは、3,000円程度の製品かなという印象です。簡単に取り除くことができましたし、見た目にも大きな影響はなかったので、妥協できるポイントではあります。
ディスプレイ:解像度は少し粗い・ただUIは良い
ディスプレイは、1.3インチ(240×240)のIPS。ppiとしては261ppiなので、少し粗さを感じる部分はあります。
屋外での視認性もまずまずです。写真では少しわかりにくいかもしれませんが、真昼の直射日光下でも情報を確認するレベルでは問題無し。
有名な他社メーカーの製品と比較すると違いを感じるので、屋外しかも日中使う人は不満を感じる部分かもしれません。
ウォッチフェイスなどのUIはオシャレ。英字のフォントや細かなカラーリングなどは、見やすく使う気にさせてくれるデザイン。
バッテリー持ち
スタンバイ状態で30日、普通に使うと18日とされていますが、実際それくらいは持つ印象です。1週間使ったり使わなかったりで、半分以上は残っていました。スポーツの記録などを使うと減るスピードは早まりそうですが、日々の活動量計としては十分でした。
主な機能
スマートウォッチとして必要な機能は、ほとんど揃っています。日々のアクティビティや心拍の記録、運動の記録や睡眠、血圧の計測まで幅広く対応。
音楽の再生停止、曲送りや戻し、曲名確認、音量調節も可能。Androidスマートフォンだけかと思いきや、iPhoneでも問題なかったですね。
睡眠記録
睡眠記録は、正確性には欠ける印象。入眠時間は遅めに、また起床時間も多めに計測されています。睡眠に対する評価も適切とは言えません。
記録の反映自体も、起床してすぐは反映されず、ある程度活動を開始してから、睡眠と起床が判別されました。日々の大まかな変化を記録するレベルでは利用できます・
総評:安い入門機
商品提供を受けた際、3,101円だし名も知らないメーカーだし、商品画像と大きく違うモノが来たらどうしようという不安はありました。しかし、到着して実際に使ってみると、モノやデザインはかなり良く、いい意味で裏切られる結果となりました。
3,000円程度で、そこそこの質感、デザイン、機能のスマートウォッチが購入できるのは、かなり驚きですね。スマートウォッチを試験的に導入したい人や、壊れても良いように子供に持たせるといった用途ならありだとは思います。
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