従来モデルからデザインが大幅に刷新された「Honor Band 6 (HUAWEI Band 6)」レビュー、血中酸素濃度測定にも対応!

5.0
Honor Band 6パソコン周辺機器
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2020年11月に発表されたばかりのウェアラブル端末「Honor Band 6」を一週間程使ってみたのでレビューします。

国内で販売中のHUAWEI Watch FITからGPSを省き、コンパクトにしたモデルといった印象、しかも値段は半額の59.99ドル(約6,676円)。これまでのBandシリーズにあった安っぽさを払拭する良い製品に仕上がっています。

ECサイト「Banggood」からサンプル提供を受けて、レビューを書いています。

– 1.45インチ・有機ELディスプレイ
– 血中酸素濃度測定(SpO2)
– 常時心拍測定
– 睡眠記録
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Honor Band 6のスペック

製品名Honor Band 6
対応OSAndroid or iOS
ディスプレイ1.47インチ(194×368)、AMOLED
BluetoothBluetooth5.0
バッテリー180mAh(10~14日)
センサー6軸センサー(3軸加速度計+3軸ジャイロ), 光学心拍センサー, 血中酸素センサー
防水5ATM
寸法43 × 25 × 11mm
重量18g

スペック的には現在国内で販売されているHUAWEI Watch FITの小型版といった所、明るさ自動調節やGPSがない点以外は大きな差はありません。

アプリに関してはHuawei Healthアプリを通してiPhone・Androidと連携して使うことができます。筆者はiPhoneで利用しています。

開封と内容物

Honor Band 6
パッケージはバンド本体のデザインがプリントされた白地ベースのものに。Honor Band 4のときは水色ベースだったので、デザイン変更がなされています(Honor Band 5からこのデザインな模様)。

Honor Band 6
裏面には各機能が書かれています。

Honor Band 6
内容物は、Honor Band 6本体、充電ケーブル、説明書の構成になっています。

Honor Band 6
充電ケーブルは、これまでのBandシリーズから大きく変更され、マグネットの2点で接点するタイプになっています。おそらくHUAWEI Watch FITと共通化されています。前は専用の充電台でしたが、これはコンパクトなケーブルなのでありがたいですね。

外観・ディスプレイ:安っぽさがなくなる

Honor Band 6
今回レビューするのはグレーのモデル。これまでのBandシリーズからは大きく変更され、HUAWEI Watch FITに近いデザインに。他にもブラック・ピンクのカラバリがありますが、バンドの色が違うのみで、筐体のカラーはブラックになっています。

Honor Band 6

左側面

Honor Band 6

右側面

左側面には”HONOR”のロゴ、右側面にはレッドのラインが入ったボタンが用意されています。筐体の材質はおそらくアルミニウムで、質感は非常に高くなっています。”おそらく”なのは記述が見つけられないため、Honor Band 4のプラスチックの材質を比べると雲泥の差です。

Honor Band 6
ディスプレイは1.45インチ(194 x 368)の有機EL。有機ELであることはBand 4, 5と変わりませんが、旧モデルとは大きくデザインの方向性が変化しています。画面が大型化し、ホームボタンも側面になりシンプルに。HUAWEI Watch FITの小型版といった印象を受けます。

Honor Band 6

背面

Honor Band 6とBand 4の比較

Honor Band 6

左がBand 4、右がBand 6


画面サイズが0.95インチから1.45インチに。ちなみにWatch FITは1.64インチディスプレイ。ディスプレイが大きくなったことにより、圧倒的に見やすさが向上しています。また、デザイン面でもよりシンプルになったことで、フォーマルな場所で付けていても違和感がなくなったのは良いところ。

画面サイズが向上したものの、バンド幅については全く同じ。

装着感:付けていることを意識させない

Honor Band 6
ディスプレイ自体は大型化しているものの、Bandシリーズ特有の軽快な装着感については継続しています。Watchシリーズの様に「時計」を付けている感触はなく、ふとした瞬間完全に付けていることを忘れるレベル。

コンパクトなので睡眠時や作業時に付けていても邪魔にならないのは良いですね。

日本語表示は?

Honor Band 6
初期設定段階での言語設定は中国語と英語。日本語設定はありませんが、通知などで日本語の表示は可能。日本語設定にならない点は残念ですが、英語表記の方が全体的に見た目がキレイです。

時計の文字盤(ウォッチフェイス)

Honor Band 6
Watchシリーズ同様、デフォルトでいくつかの文字盤に変更可能ですし、Huawei Healthアプリでダウンロードした追加の文字盤に変更することが可能。AndroidだけでなくiPhoneからでも変更することができました。

50種類程度あるので、その日の気分によって変えられます。

通知:大きくなって見やすく

Honor Band 6
画面が大きくなったことで実用的になったのは通知機能。文字も大きく表示されるので、移動中でも、さっと腕をかざして時間を確認する様に、通知を確認できます。

ワークアウト

  • アウトドアラン・インドアラン
  • アウトドアウォーク・インドアウォーク
  • アウトドアバイク・インドアバイク
  • プールスイム(水泳)
  • エリプティカル(クロストレーナー)
  • ローアー(ローイングマシン)
  • その他

ワークアウトの種類は全10種類。Honor Band 6にはGPSは搭載されていませんが、スマートフォンのGPSを使うことでアウトドア系は位置情報を記録することができます。

心拍測定・血中酸素濃度(Sp02)

Honor Band 6
心拍測定と最近Apple Watchなどにも搭載された血中酸素濃度(Sp02)も搭載しています。心拍は24時間常時モニタリング、血中酸素濃度の測定は十数秒かかるものの、測定することが可能。

睡眠計測・記録

Honor Band 6
HUAWEI TruSleep機能をONにしておけば、睡眠すると自動的に睡眠記録を行います。布団に入った時間ではなく、ちゃんと入眠した時間を記録してくれるのはありがたいですね(たまに失敗しますが)。

バッテリー持ち:かなり持つ・10~14日

バッテリー持ちは、常時心拍計測・睡眠記録・通知ON・風呂以外ずっと装着した状態を1週間続けて、残り47%。バッテリー持ちは非常に良いですね。使い方によっては、2週間程度はいけそう。長期の旅行であっても充電器は不要で過ごせます。

総評:かなりおすすめ

Honor Band 6
総評としては、廉価版HUAWEI Watch FITといった所で、活動記録や睡眠記録の完成度はさすがファーウェイといったところ。むしろ、普段のアクティビティトラッキング、付け心地の軽さを重視するならHonor Band 6の方がおすすめ。筆者自身、GPS機能は不要なので普段はHonor Band 6ばかり使っています。

最近は国内で購入できるスマホやスマートウォッチなどが増えたことで、中華系ECサイトを利用するメリットが薄れがちでした。しかし、Honor Band 6はAmazonなどでも取り扱われておらず、入手するのであればBanggoodなどを利用することになります。

価格も59.99ドル(約6,676円)とそこそこ安く、国内版のBandシリーズにはないオシャレさが魅力なので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか?

– 1.45インチ・有機ELディスプレイ
– 血中酸素濃度測定(SpO2)
– 常時心拍測定
– 睡眠記録

2021年4月14日現在、Banggood上で6,676円になっています。

国内版HUAWEI Band 6が発表

HUAWEI Band 6
HUAWEI版のHonor Band 6となる「HUAWEI Band 6」の日本発売が決定しました。カラーバリエーションはグリーン、ブラック、ピンク、サンライズの4色展開で価格は7,800円。

発売日は5月15日と先ですが、日本語対応しておりサポートのことなどを考えるとこちらが圧倒的におすすめです。

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