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【レビュー】ロジクールのワイヤレスキーボード「MX Keys」:オシャレ・複数OSやデバイスをワンタップで切り替え

4.0
Logicool MX Keys KX800 パソコン周辺機器

Mac miniで使っていたMagic Keyboardが壊れかけたため、ロジクールのワイヤレスキーボードの最上位シリーズ「MX Keys」を購入しました。1.4万円と少しお高めのキーボードですが、UnifyingとBluetooth両対応で、ワンタップでMacやWindowsなどに切り替えて使えるので、複数デバイス・OSユーザーにはかなり嬉しい仕様になっています。

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なぜもう一度Magic Keyboardにしなかったのか?

Magic Keyboard

Magic Keyboardをもう一度買わなかった理由は、マルチペアリングに対応していない点です。筆者は普段、Mac mini 2018とMacBook Airの両方を外部ディスプレイに接続し、目的に応じて使い分けています。しかし、Magic Keyboardとペアリングできるのは、どちらか1台だけ。MacBook Airで使う際にはいちいち再ペアリングする必要がありました。

ちなみに、Mac miniでBootCampを使用してWindowsを利用する際は、ペアリング不要でMagic Keyboardを使うことができます。ただし、配列はMac用の配列だったため、ショートカットキーの都合から、Windowsで使うのは快適とまでは行きませんでした。

また、3ヶ月前の時点ではTouch IDを搭載したMagic Keyboardが発売されておらず、発売から6年経っている旧型のMagic Keyboardを買う気が起きなかったのもポイント。

そんな中マルチペアリング可能で、WindowsとMacの配列両方に対応したMX KeysやKX1000sがあったので購入してみることにしました。



ちなみにMX KeysにはMac・Windowsに両対応したJIS配列のものと、Macのみに対応したUS配列のもの2つが存在します。

デザイン:スペースグレイのデザインが良い

Logicool MX Keys KX800

メタルプレートを採用しており、スペースグレイの質感は最高。Logiのロゴもさり気なく、重厚感と剛性があり、置いているだけでガジェット周りの高級感がアップします。多分、ディスプレイや周りの品もスペースグレイ系で揃えると、統一感が出ておしゃれになるはず。

Logicool MX Keys KX800
充電はもちろんUSB Type-C。MacBookやスマートフォンで利用しているものをそのまま使うことができます。

Logicool MX Keys KX800

Logicool MX Keys KX800

MX Master 2SやMagic Trackpadと合わせた状態はこちら。MX Master 2SやMac miniのスペースグレイとマッチしており、一体感が出ます。Magic Trackpadを使うのであれば、スペースグレイのものを揃えるとなお良しなのですが、現在は販売が終了しています。

Logicool MX Keys KX800

バックライトも搭載しているので暗い部屋でも大丈夫。明るい部屋ならバックライトOFF状態でも全く問題ありません。しかし、筆者はたまに部屋を暗くして映画を見るので、基本的にバックライトONで使用しています(設定はLogi Optionで変更可能)。

複数デバイスをワンタップで(Mac – Windows間で切り替え)

Logicool MX Keys KX800

複数デバイス間の切り替えはワンタップで切り替え可能。接続方法は、Unifyingレシーパー(USB)とBluetoothの2種類です。接続するデバイスごとに方式は異なっていてもよく、1はUnifying、2はBluetoothみたいな使い方もOK。

Logicool MX Keys KX800

キー配列に関しても、OS間で自動的に切り替えてくれます。そのため、WindowsだったらWin用、MacだったらMac用の印字を参考に打つことになります。

打鍵感:フラットな感じが打ちやすい

Logicool MX Keys KX800

ノートパソコンに搭載されているフラットなタイプのキーオードを好んで使っている筆者にとっては、非常に打ちやすく気に入っています。Magic Keyboardと比べると、少しキーサイズが小さく最初は戸惑いましたが、すぐに慣れました。

Logicool MX Keys KX800

文字や数字などのキーはわずかに窪みがつけられており、タイプする際に指にフィットするのもGood。

Logicool MX Keys KX800

キーボード本体の傾斜はあり。そこまで急ではなく、比較的どのような体勢(座る・スタンディング)、また椅子の高さや机の高さに関係なく使いやすくなっています。

3ヶ月使って不満はほぼなし、これ一つあれば長く使える

Logicool MX Keys KX800
デザイン性の高さ、キーボードの打ちやすさ、複数デバイス切り替え可能なペアリング機能などを備えた「MX Keys」は、買って良かったといえるキーボードです。

もしMacユーザーでなくなり、Windowsデスクトップを購入して使うことになったとしても、このキーボードはそのまま変わらず使い続けることができます。Amazonで14,355円と、キーボードとしては高く思えるかもしれません。しかし、2年間の無償保証がついて、たとえメインのパソコンが変わっても打ち心地変わらず使い続けられるため、値段に見合うだけのクオリティを備えている製品といえます。


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