iPhoneをMacのWebカメラとして利用するために、トリニティが出している「BESPER 連係カメラマウント(MagRinCam)」を購入しました。
連係カメラマウントだけでなく、バンカーリングやiPhoneスタンドとしても利用でき、2,680円とお手頃価格なのが魅力です。ただし、iPhone 13 Pro Maxなど、Pro Maxシリーズでは利用する上で、注意した方が良い点もあります。
パッケージ・付属品
おそらく、トリニティから販売されている「MagRinCam」と中身は同じですが、BESPER専用のパッケージになっています。
内容物は連係カメラマウントで、付属品として、説明書とMagSafe非対応端末で使うための磁気増強メタルリングがあります。
磁気増強メタルリングは、金属製のシールフレームになっており、スマホの裏側に貼り付けて使うことになります。iPhone 11以前のiPhoneやiPhone SEシリーズで利用する際は、こちらを貼り付けることで利用することができます。
バンカーリングやスタンドとしては利用しやすい
バンカーリングとしては、Macに連係するためのフックがある以外は、比較的普通です。
Macにマウントする部分は、シリコン(ゴム?)素材のクッションになっており、Macのフレームや天板を傷つけることはありません。「Appleデバイス用アクセサリのデザインガイドライン」に準拠しています。
iPhoneに装着するとこんな感じです。少し開くのは固めですが、180度開くこともできます。
BESPER連係カメラマウントは、Macにマウントする部分がある分、机の上においたときに少し厚みがあります。
iPhoneを縦にして角度をつけたり、横画面のスタンドとしても利用できました。
Macへのマウントは注意:重さで傾く
iPhone 13 Pro MaxにBESPER連係カメラマウントを付けて、MacBook Airにマウントするとこのようになります。見た目に迫力が出ますが、この形態で圧倒的高画質のWebカメラを利用できます。
iPhone 13 Pro MaxとMacBook Airという組み合わせの場合、iPhoneの重さとMacの軽さのせいで、左の画像のように大きく傾いてしまいます。実際に利用する際は、角度を付け気味にして使いましょう。
MacBook Pro 14インチや16インチモデルなら、Mac本体の重量が増えるため、もう少し角度があっても大丈夫なはずです。
Pro Maxの場合センターフレームの利用は必須
Pro Maxシリーズの場合、センターフレーム機能の利用は必須です。自撮りを写すのは憚られるため、高度に抽象化した図で説明します。iPhone 13 Pro Maxの場合、何も設定していない状態だと、上の画像のように頭が切れた状態になってしまいます。
ただし、超広角カメラを用いたセンターフレーム機能をONにすれば、中央に余裕で収まり、上記の問題は発生しません。
インカメラと連係カメラの位置と角度を見ると、微妙な違いですが向いている方向は違います。iPhone 13 Pro Maxの場合、MacBook Airにマウントすると、インカメラよりも上向きになってしまいます。センターフレームやポートレートモードをONにして使うことが前提となっているのかもしれません。
出先での連係カメラ使用におすすめ
iPhone 13 Pro MaxとMacBook Airという組み合わせでは、少し厳しい部分もありましたが、「BESPER連係カメラマウント」は、出先などで気軽にiPhoneをWebカメラしたいときにおすすめです。
「BESPER連係カメラマウント」は、2,680円で購入可能です。競合製品となるであろうBelkinの連係カメラマウントは、4,400円です。Belkinのものの方が、Macのディスプレイへのフィット感は良いかもしれません。
ただ、価格面やシンプルさではトリニティの販売する「BESPER連係カメラマウント」の方が良く、センターフレームを常用するのであれば、こちらの方が良さそうです。
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