普段MacBook Proは持ち運んで大学で使ったり、家に帰ってきたら外部ディスプレイに繋いでデスクトップPC的に使うなど幅広く利用しています。そんな中、今使っているものも購入してからだいぶ時間が経過し、性能も足りなくなってきたので、新しいモデルを買おうとしています。
現在使っているMacBook Pro 13インチ(2017)の買い替え先として、真っ先に現行のMacBook Pro 13インチ(2019)が候補に挙がっています。しかし、自分の欲しいスペックにしてしまうと、MacBook Pro 16インチモデルが購入できてしまうという問題に悩まされています。
13インチ(盛り)≒ 16インチ問題
13インチ | 13インチ(盛り) | 16インチ | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 13.3インチ(2,560 x 1,600)IPS | 16インチ(3,072 x 1,920)IPS | |
CPU | Core i5-8257U・4コア 1.4GHz(15W) | Core i5-8279U・4コア2.4GHz(28W) | Core i7-9750H・6コア2.6GHz(45W) |
GPU | Iris Plus Graphics 645 | Iris Plus Graphics 655 | Intel UHD 630 + AMD Radeon Pro 5300M |
RAM | 8GB | 16GB | |
内部ストレージ | 256GB | 512GB | |
重量 | 1.37kg | 2.0kg | |
価格(税別) | 159,800円 | 242,800円 | 248,800円 |
一番左端の13インチはCore i5(1.4GHz)・8GB・256GBモデル、ただしこれはUSB Type-Cが2ポートしかないモデル。真ん中が自分が欲しいと思う構成にしたときのモデルで、CPUをCore i5でもクロック周波数が高いものにし、RAMとSSDを盛りました、ちなみにUSB Type-Cは4ポート。右端のものは16インチモデルで最安値のモデル。
ちなみに、CPUを妥協して最優先事項のRAMとSSDだけを増設した一番左端のモデルは203,800円(税別)、Core i7-8557U(1.7 GHz)にすると236,800円(税別)になります。
自分が使う上で主に重視したいポイントはCPUとRAM。U型番のCore i5以上、RAMは最低でも16GBは欲しいですね。
6000円でGPUとCPUが向上
とりあえずCPUの性能差を確認するためにGeekbenchで13インチ(Core i5, 2.4GHz)と16インチ(Core i7, 2.6GHz)のスコアを出して見ましたが、マルチコアだとこのくらい差があります。コア・スレッド数も前者が4コア/8スレッド、後者は6コア/12スレッドと大きな差がついています。ちなみに13インチモデルでもCore i5, 1.4GHzのものは3883点だったので、13インチモデルで敢えてCore i5の上位モデルを選択するメリットはないのかもしれません。
ただ、独立したGPUが搭載されるのもメリット。16インチモデルにはAMD Radeon Pro 5300Mが搭載されます。現状13インチ(盛り)と価格差は6000円ですし、CPUを落としてRAMなどを盛っても4万円程度の差でGPUがつき、外部ディスプレイに繋いだりして使うことを考えているので、後述の重さの問題がなければ、16インチの方が良いかもしれないと思っています。
16インチモデルは重い
性能とコスパを考えるなら16インチは魅力的ですが、重量的にはあまり持ち運びには適しません。13インチモデルが1.37kgに対し、16インチモデルは2.0kg。ちなみに15インチの1.83kgから更に重量アップし、毎日持ち運んで大学に行くには少々厳しい重量です。
13インチの下位モデルはUSB Type-Cが2つだけ
そうなってくると13インチのCore i5(2.4GHz)ではなくCore i5(1.4GHz)を盛ったモデルが20万円程度なので、16インチとの価格差もあり候補にはなってくるのですが、CPUの性能を落とすとUSB Type-C(Thunderbolt 3)が4つから2つに減少します。
ノートパソコンとしての利用なら問題ありませんが、外部ディスプレイに接続すると充電で一本、ディスプレイに一本利用することになります。他にSDカードなどを読み込ませたいときには更にポートが必要に。そんな事情もあって妥協しないのであれば、13インチでもより上位のモデルいいというわけです。
13インチモデルを今買わないべき?
キーボードが刷新?
13インチモデルを買わないべき理由としては新製品登場の噂と16インチが15インチから刷新されたこと。新製品登場によりCPUがCore iシリーズの第8世代から第10世代になって性能向上することも考えられる他、ホコリの混入などが問題になっていたバタフライ式からシザー式へとキーボードが変更される可能性もあり、新しいモデルが出るのであれば待ちたいところ。
MacBook Airは?
MacBook AirはCPUがCore i5-8210Y(2コア4スレッド)とProに比べるとコア数や性能は低め。ただ次に更新されるときに同じくAmber Lake-Yを搭載であれば個人的には興味がありませんが、性能が上昇しコア数が増えたCommet LakeやIce Lakeを搭載してくるのであれば、MacBook Airも十分候補になりえます。
今は、まだ来年度大学院に入学するまでは時間がありますし、今のMacでも使えないこともないので、もう少し待ってみようと思います。
Source:Apple
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