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「iPad・Apple Pencil」は「紙・万年筆(ボールペン)」の代替には絶対ならない話

iPad ノート iPad

これまでもiPad・Apple Pencil」と「紙・万年筆(ボールペン)」について紹介したことがありますが、それぞれについてある程度まとまった評価ができたので紹介したいと思います。

今回紹介するメリット・デメリットは主に大学で授業を受けることを想定していますが、「日常生活でノートを使ってメモしたい!」、「これからiPadを使ってメモしたい」と考えている人にも参考になればと思います。

メモをするのに効率的なのは「万年筆と紙のノート」か「Apple PencilとiPad Pro」か?
普段大学生活を送る上で、「万年筆と紙のノート」か「Apple PencilとiPad Pro」「万年...
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はじめに:結論

  • iPad:記録と共有
  • 紙のノート:記憶

筆者の中での結論としては、記録と共有をメインにノートテイキングするならiPadとApple Pencil、ノートテイキングしたことを記憶するのであれば、紙と万年筆(ボールペンなど)の方が良いとなりました。

Good Notes 5
iPadに関してはGoodNotes 5というアプリを使い、紙のノートに関しては1冊のノートに複数の授業内容をメモするスタイルを想定しています。
色々試しましたがノートアプリに関しては、書き味・ファイルの管理などこれ一択。一度購入すればiPadだけでなくiPhoneにも導入でき、iCloud上で勝手に共有されるので、iPadで作成したノートをiPhoneでも確認することができます。
App StoreでGood Notes 5をチェック

そのことを念頭においた上で、以下それぞれについてのポイントを見ていただけると理解しやすいかと思います。

iPadの利点・欠点

iPadの利点

  • ノートを何冊でも作れる・フォルダー分けが可能
  • PDFやWebページ、Wordに直接書き込める・ページ追加も
  • 画像や写真の貼り付けも簡単
  • いつでもどこでもすべての情報にアクセス

記録とノートの作成という観点においては、iPadとApple Pencilの組み合わせは完璧。

Good Notes 5
授業や研究会、ジャンルごとにたくさんノートを作り分け放題なのが、iPadの魅力。中学・高校の時のように固定された科目や参考書があれば、それごとにノートを作る意味がありましたが、大学では半年ごとに履修する授業も変わり、ノートを作り分けてもそれほど使わず終わるということがしばしば。
一冊のノートにすべての授業の内容をまとめてもいいですが、見直す際に探すのが面倒になります。iPadだと何冊作成してもただ。使わなくなったノートはPDF化などにしてクラウドに入れておけば、紙のムダもありません。

iPad Pro
大学の授業の配布資料は紙よりPDFやWordで配布されることがしばしば。デジタルの資料に直接書き込んだり、ノート作成時にWebページなどから画像を引っ張ってきて、見直した際にわかりやすいノートを作るのにも秀でています。

2年前とか3年前の情報でも、簡単にアクセスして調べることができるのもiPadの良い点。ノートだったら基本的に古いものは持ち歩きませんし、外出先であの情報確認したいとなっても、家に帰るまで確認はできません。

iPadの欠点

  • ペンの切り替えが面倒
  • 10.5インチサイズだとページ全体の把握が難しい
  • 気が散る

記憶へのインプットや認識面では劣ると考えています。記録するのは優秀な一方で、10.5インチサイズだとノートに記入する際は画面を拡大した方が書きやすいですし、ノートごとに全体のページ数の把握も難しめ。

iPadの機能的な問題ですが、通知が来たり、Twitterを開いたりなど他のアプリケーションが簡単にできてしまうので気が散るのも問題点ですね。自制心との戦いですが。

紙のノートの利点・欠点

紙のノートの利点

  • 書き心地は一番いい
  • 書き込めるスペースすべてを視認可能
  • ページのインデックスが記憶できる

逆に書き心地や記憶の面で優秀なのが紙のノート。


紙のノートと万年筆の組み合わせは極上ですし、別にボールペンやシャープペンシルでも自分の入力に対して違和感なく記入することができます。もちろんiPadも素晴らしいですが、やっぱりペーパーライクフィルムなどを使っても紙のノートには書き心地が及びません。


書き込めるスペースやこれまで記録したページ数が簡単に視認できるのもノートの魅力。スペース全体を意識しながら書くことが可能な部分なので、バランスよくページを利用できます。


ページ数についても、ノートが50ページあった場合、だいたい何ページにどの内容が書いてあるか、脳内で目次を作って再度開き直すのが簡単。

ノートは手元にありさえすれば、アクセスしたい情報に即時アクセスが可能。iPadだとロック解除→アプリ起動→ノートと段階を踏む必要があります。

紙のノートの欠点

  • ノートを数冊に分けるのが面倒(コスト増)
  • 他人への情報共有がめんどくさい
  • 整理されてないので見にくい(1冊にすべて集約する場合)

紙のノートについては、複数のノートを沢山作れないのが辛いところ。1学期に履修する授業は10は超え、それごとにノートを作るのは非効率。しかも授業によっては1/3も使わないことも多々あります。そうなるとルーズリーフか1冊のノートにまとめざるを得なくなります。このあたりはiPadが優れているポイント。

ルーズリーフや1冊のノートにまとめる場合、ちゃんとタイトルをつけて番号をつけて置かないと、ゴチャゴチャするのである程度管理能力は必要になります。

他人への共有をする際に、いちいち写真を撮って送る必要があるのはBad。iPadなら共有ボタンを押すだけ。質問されたことでも、Apple Pencilでサッとコメントや図を書いて送るだけ。そういった共有面での面倒くささは紙にはあります。

再び結論:iPadと紙のノート、併用がベスト

iPad ノート
iPadと紙のノートについてについてはこれまで述べてきた通り、記録ならiPad、記憶ならノートという結論に。それぞれ得意不得意、人に向き不向きがあります。

筆者の場合は、やはりPDFやWordに直接書き込めるメリットを捨てきれず、両方併用という形に。メモをするという点においてそれぞれ長所短所がありますが、大量の論文や書籍を印刷することなく、いつでもどこでも閲覧できるのはタブレットの魅力。単純にノート以外の動画視聴やゲーム、電子書籍、SNS等でもiPadは活用できるので、正直なところ持っておいてそんなことはないですね。

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