3万円台から購入でき、なおかつスタイラスペンが利用可能な10インチサイズの格安タブレットをまとめてみました。
現時点では、国内で簡単に購入できるものは少ないですが、それでもちゃんとした製品は出揃いはじめており、選択肢は増えてきています。
MatePad 10.4
価格1899元(約2.8万円)のペンの使えるAndroidタブレットにおいて、まさに「真打登場」とも呼べる製品がHUAWEI MatePad 10.4。M-Pencilを購入することで4096段階の筆圧検知が可能。ペンは別売り。
今回紹介するモデルの中で、一番デザインがオシャレなタブレット。本体価格も一番安くなっています。
SoCにKirin810・RAM4~6GB・ストレージ64~128GBとなっており、AntutuのスコアではXiaomiのMi Note 10やP20 Proに近い性能に。Galaxy Tab S6 Liteより性能は高いですが、唯一の欠点とも呼べるのがGMS(Google Playストア)が非搭載である点。自力で入れることも可能なものの、新しい製品・新しいOSバージョンほど難しくなっています。基本的に現在購入するならAliexpress経由になりそうです。
Galaxy Tab S6 Lite
価格約3.8万円のSamusungが発売している、Sペン付属の10.4インチサイズのAndroidタブレット。上位モデルは前から発売していますが、廉価モデルとなりこちらも販売開始済み。
SoCにはExynos 9611・RAM4GB・ストレージ64/128GB(MicroSD可)を搭載。Antutu Benchmarkのスコアを調べてみる限り、HUAWEI P30 liteなどに近い性能だと思われます。デザインはMatePad同様に、4辺が均等な幅のベゼルになっており、非常にオシャレ。ただ背面はカメラ周りが四角だったりアンテナラインの出し方は無骨な印象を受けます。
iPad 第7世代
価格はWi-Fiモデルが38,280円(税込)から。Apple PencilとSmart Keyboardにも対応していて、ノートPCぽく利用できるのがポイント。ただペンは別売りです
iPadとiPhoneで、AirDropをしたり作業を引き継いだり、アプリのクラウド共有ができたりとスマートフォンの連携も魅力。
ただ懸念点としては、性能がiPhone 7と同等で少し古いのが気になるところ。動作に問題があるというわけではないですが、今後のアップデートされる回数や秋に新しいスペックアップモデルが出てもおかしくありません短期間で乗り換える場合には中古価格にも気を付けましょう。
おすすめはどれ?ペン価格込で比較
価格については基本的に、配送料や消費税などを考慮しない価格になっています。
モデル | 本体価格 | ペン込価格 |
---|---|---|
MatePad 10.4(4GB/64GB) | 1899元(約28,431円) | 2,498元(約37,399円) |
Galaxy Tab S6 Lite(4GB/64GB) | 344.99ドル(約36,656円) | 344.99ドル(約36,656円) |
iPad 7th(32GB) | 34,800円 | 45,600円 |
トータルコストが一番小さくなるのは、おそらくGalaxy Tab S6 Lite。以下のサイトで税金や送料込みなどで最安4.3万円程度と試算されています。
ただ性能などのトータルのコストパーフォーマンスを考えると、MatePad 10.4がベスト。上位モデルのProにデザインも似ていて、基本性能も高くゲームにも向いていて、ファーウェイスマホとの連携も可能で死角なしですが、現時点でAppGallery(Huaweiのアプリストア)も充実していないので、一般人にはおすすめしにくいタブレットです。ガジェットに慣れている方であればGoogle Playの導入はハードルにならないのでありですね。
そう考えると、一番無難な選択肢と言えるのはGalaxy Tab S6 LiteかiPadになってきます。AndroidスマホユーザーならS6 Liteがおすすめ。iPadは他と比較すると少しだけ他よりは高いですが、古いとはいえ性能はそこそこ良く、iPhoneユーザーやゲームすることを考えるとこちらも十分ありですね。
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