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【レビュー】1.6万円でノイズキャンセル・左右独立型ワイヤレスイヤホン「Freebuds 3i」

Freebuds 3i ワイヤレスイヤホン

ファーウェイが先日発売を開始した左右独立型ワイヤレスイヤホン「Freebuds 3i」を購入したので、レビューしていきます。

大きな特徴としては、1.6万円という安さでありながら、カナル型でノイズキャンセルを搭載していることがポイントになります。

Bluetooth 5.0で対応コーデックはAAC/SBCになります。

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開封

Freebuds 3i
パッケージに関しては既に発売されていたFreebuds 3などと同様のデザインで、ホワイトベースのしっかりとした箱に収められています。

Freebuds 3i
内容物はイヤホン本体、充電ケース、充電ケーブル、説明書、イヤーピース。

Freebuds 3i
イヤーピースに関しては本体に元からついているMサイズのものに加えて、XS, S, Lの4種類が付属しており、耳の穴のサイズに合わせて細かく調節することができます。

外観と装着感

Freebuds 3i

Freebuds 3i

ケースはHUAWEIのロゴが薄らとプリントされたシンプルなデザイン。充電はUSB Type-Cで行います。

Freebuds 3i

イヤホンは横に並べてケースに収められています。ちゃんと左側のイヤホンは左に、右側のイヤホンは右に収められています。

Freebuds 3i
イヤホンに関してはAppleのEarPods的なデザインで耳からうどんタイプ。正直なところケースから取り出したり、着脱する際には耳栓タイプよりもこういったデザインの方が扱いやすかったりします。

筆者の耳にとっては装着感は良好。カナル型なので耳から落ちる感じもなく、安定して音楽を聴くことができます。長時間つけていても耳が痛くならないところも良いですね。

Freebuds 3i
iPhone XS(5.8インチ)を横に並べてみましたが、ケース自体のサイズはかなりコンパクト。ズボンのポケットに忍ばせても気になりません。

操作性

Freebuds 3i
操作方法は主に2通りで、ダブルタップ長押し。デフォルトでは、左右ともにイヤホンをダブルタップすると再生・停止、長押しするとノイズキャンセリングON・OFFになっています。ダブルタップの操作に関しては左右で別々のものにすることも可能。

着脱検知

装着検知機能についてはEMUI10以上のスマホで対応となっていますが、Android10を搭載した他社製スマートフォンでも外したときに再生停止される機能は利用可能でした。

音質とノイズキャンセリング

音質

音質としては低音をしっかり鳴らす方向性の味付け。JーPOPやアニソン、クラシックなど聴いてみましたが、ドラムがしっかり鳴っている激し目の曲は迫力あるサウンドを鳴らしてくれます。全体的にそこそこ綺麗に鳴らしてくれ透明感もあるのですが、低音が強めなため、ちょっとボーカルの高い声の部分が曲によっては打ち消されてしまっている印象もあります。

ただ音のこもりなどは少なく、パンチ力があるので、長時間聴いて疲れることはなく、聴きやすいですね。

まずまずなノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングに関しては価格なりという印象。どちらかというと物音や低い音などを主に打ち消す方向で、ノイズキャンセリングONにしてもカフェなどでは人の声が割としっかり目に聞こえてくるので、単体で耳栓がわりに使うのは厳しいレベル。

完全なノイズのシャットアウトを期待するのではなく、ノイズを抑えて普段のボリュームを下げて使うといった補助的な効果を目的とするのであれば、満足して使えます。

価格・音質・機能のバランスの良さが武器

Freebuds 3i
「Freebuds 3iはおすすめか?」と聞かれたら少し悩ましくも感じます。確かにノイズキャンセリング搭載で2万円以下を切っており、筐体の質感や音質などを考慮すると1.6万円という価格は魅力です。

しかし、ノイズキャンセリングという面では2.5万円程度でソニーのWF-1000XM3、3万円にAirPods Pro、2万円以下で音質重視なら以前レビューしたNOBLE AUDIO FalconやNUARL N6 Proなど強力な敵は存在します。(ヨドバシカメラ価格)

このイヤホン魅力としては「安価」・「そこそこいい音質」・「適度なノイズキャンセル」といったところ。他社の高価格モデルに対しては、安価でそこそこのクオリティが武器。同価格帯の高音質なモデルとの比較では、音質で負ける部分はあるかもしれませんが、ノイズキャンセルは大きな武器になり、必要な機能を盛り込んだバランスのいいモデルです。


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