本日より「iOS 14/iPadOS 14/tvOS 14」のパブリックベータ版の配信開始されました。デベロッパーでなくても、Apple IDとデバイスを登録さえすれば、一般のユーザーでも利用できるようになります。
macOS Big SurとwatchOS 7などはまだ配信されていません。
パブリックベータの参加方法
- Apple Beta Software Prgramのサイトにアクセス
- Apple IDを登録
- デバイスを登録・アップデートが降ってくる
参加方法としてはApple IDとデバイスの登録の2点。Apple IDを登録したら所有しているデバイス全てにベータ版が配信されるのではなく、その中でも登録したデバイスにしか配信されないので、使わなくなったiPhoneやiPad等に入れて試すことができます。
Apple Beta Software Prgramのサイトへ
追記:筆者の手元のiPhone SEにインストールしてみましたが、アップデートの検証でエラーが出て更新できなかったため、初期化の上インストールしました。
対応するデバイス
iOS 14
- A13: iPhone 11, iPhone 11 Pro, iPhone 11 Pro Max, iPhone SE(第2世代)
- A12: iPhone XS, iPhone XS Max, iPhone XR
- A11: iPhone X, iPhone 8, iPhone 8 Plus
- A10: iPhone 7, iPhone 7 Plus
- A9: iPhone 6s, iPhone 6s Plus, iPhone SE(第1世代)
- A10: iPod touch(第7世代)
iOS 14に対応するのはA9を搭載しているiPhone 6s世代以降の製品になっており、iPhone SEも対象になります。
iPadOS 14
- A12Z: 12.9インチiPad Pro(第4世代), 11インチiPad Pro(第2世代)
- A12X: 12.9インチiPad Pro(第3世代), 11インチiPad Pro(第1世代)
- A12: iPad Air(第3世代), iPad mini(第5世代)
- A10X: 12.9インチiPad Pro(第2世代), 10.5インチiPad Pro
- A9X: 12.9インチiPad Pro(第1世代), 9.7インチiPad Pro
- A10: iPad(第6世代), iPad(第7世代)
- A9: iPad(第5世代)
- A8X: iPad Air 2
- A8: iPad mini 4
一番の驚きがiPad Air 2がiPadOS 14の対象になっている点。2014年のiOS 8からなので6回のメジャーアップデートが来ており、これまで5回程度で打ち切られていたのに対し慣例とは異なります。おそらく、これを対象外にしてしまうと、4回のアップデートを受けているiPad mini 4を切らざるを得なくなるという理由もあったのだと思います。
tv0S 14
- A10X: Apple TV 4K
現時点で確実に対応するデバイスはA10Xを搭載しているApple TV 4Kは、製品ページに新しいtvOS 14についての記載があるので確実に対応します。Apple TVに関してはApple TV 4Kまで5世代分登場していますが、第3世代モデルはSoCがA5と2011年のiPhone 4Sと同世代。現在4Kモデルと併売されているApple TV HDは実質第4世代モデルでSoCにはA8を搭載、ただ2015年10月末とかに登場したデバイスなので、打ち切られる可能性が高そうです(4Kと4000円しか価格差がないですし)。
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