ファーウェイが販売しているMatePad Pro専用の「HUAWEI SmartMagnetic Keyboard」を入手したのでレビューしていきます。
こうした専用キーボードは、タブレット本体に接点がありキーボートと物理的に接続するものが多いのですが、これはちょっと特殊。キーボードは本体とBluetooth接続、電源はワイヤレスで供給されるようになっています。
開封
パッケージはよくある白基調に製品のデザインが描かれたもの。比較的分厚さがあります。
背面には装着方法などについて書かれています。
内容物は至ってシンプル。キーボード本体と説明書となっています。
デザイン・材質
カバー部分の材質はレザー調触り心地。表面自体がザラザラしているので手に持ったときに滑りにくくなっています。裏面の机に設置する部分も同様。
ファブリック素材と違い、すぐには水滴が染み込まない様になっているのは好印象。
キーボードカバーは2つ折りのデザイン。はじめにも紹介しましたが接点などはないのが珍しいですね。
キー自体は普通のキーボードに近く、物理的な沈み込みがあります。
MatePad Proを載せて実際に使ってみた様子がこちら。
キーボードの角度は2段階から選択可能。もう1段階角度をゆるくつける設定が欲しいところ。低い机に座ったときに使いにくく感じるかもしれません。
ファーウェイ MatePad ProのSmartMagnetic Keyboard、強めにタップしても安定感ある pic.twitter.com/t5eira79pP
— やほお・きなこぱん (@kinakopanew) August 30, 2020
強くタップしても画面が大きく動くことはないので、キー入力しながら操作しても大丈夫。
ペンと一緒に畳んだ図がこちら。当たり前ではありますが、サイズ的にピッタリで統一感があります。
ペアリング
キーボードを乗せると自動的にMatePad Pro側で認識しペアリングを行います。初回に一度接続を確立してしまえば、次回以降は乗せるだけ。特に設定が必要になることはありません。
ちなみにBluetooth接続ではありますが、キーボード自体に蓄電機能はないらしく、タブレットを外すとキーボードも全く反応しなくなります。
配列・打鍵感
配列に関してはUSキーボード。言語切り替えキーや専用のキーなど並んでいますが、文字部分はしっかりとしたキーサイズがあり、日本語配列に慣れている筆者でも比較的快適に入力できています。
HUAWEI MatePad Proの専用キーボード「SmartMagnetic Keyboard」、しっかり打鍵感ある pic.twitter.com/yoPtJ9seKB
— やほお・きなこぱん (@kinakopanew) August 29, 2020
キーボード自体は非常に良く作り込まれており、沈み込みがあります。筆者の感覚としてはiPadのSmart Keyboardと打ちやすさ自体にそれほど大きな差があるような印象はありません。ただ、キーが独立していて視覚的にははっきりと沈み込むので打ちやすいと感じる人はいるかもしれません。
キーボードショートカット・その他
キーボードショートカットを利用することで、ホーム画面に戻ったりタスクを切り替えたりすることも可能。
細かいところではありますが、純正ブラウザではタブを閉じるのや切り替えにキーボードショートカットが利用できないのですが、Microsoft Edgeでは「Ctrl+W」で閉じたり、「Ctrl+数字キー」の組み合わせでタブを切り替えられます。
HUAWEI Shareマルチスクリーンコラボレーションに使えるアイコンもキーボード上に用意されています。スマートフォンをかざすだけで機能を利用することができます。
MatePad Proユーザーなら買っておきたい
実際にこの1500〜2000時程度のブログ記事を書くのに利用していますが、大きな不満もなく快適に入力できています。ブラウザのWordPress画面に直打ちでも大きな問題が起きていないので、、ちゃんとテキストエディタなどを用意してやれば1万字程度でも書けてしまいそうです。
MatePad Pro専用の「SmartMagnetic Keyboard」は1.6万程度ではありますが、純正品でオシャレさがあること、キー入力などのしやすさやなどを考えると購入する価値はありそうです。
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