HPは、12月8日に4G LTE搭載の「Chromebook x360 13c」を発表しました。ハイスペックなChromebookでは、遂に大本命とも呼べる製品が登場しました。WindowsのSpectreやENVYシリーズ的な製品になっており、かなり良さげ。
本記事では「HP Chromebook x360 13c」の何が良いのか、注目ポイントを紹介していきます。
ちなみにこのモデル、海外ではエンタープライズ向けにElite c1030として販売されているモデルになります。
HP Chromebook x360 13cのスペック
スーペリアモデル | エグゼクティブモデル | スイートモデル | |
---|---|---|---|
OS | Chrome OS | ||
CPU | Core i3-10110U | Core i5-10210U | Core i7-10510U |
ディスプレイ | 13.5インチ・WUXGA+・IPSタッチディスプレイ (1920×1280) | ||
RAM | 8GB | 16GB | |
ストレージ | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) | ||
インカメラ | HP Wide Vision HD Webcam (約92万画素) | ||
バッテリー | リチウムイオンバッテリ (4セル)最大12時間 | ||
センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー | ||
4GLTE | FDD-LTE:Band 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 21, 26, 28, 29, 30, 66,TDD-LTE:Band38, 39, 40, 41 | ||
ネットワーク | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth 5.1 | ||
サイズ・重量 | 295 x 216.9 x 16.7 mm、1.36kg | ||
カラー | ナチュラルシルバー | ||
端子 | USB Type-A(5Gbps) ×1、USB Type-C (5Gbps ×2; PD、DP1.2)、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | ||
その他 | 指紋認証、MicroSD、Audio by Bang & Olufsen デュアルスピーカーJIS配列、USIペン対応(別売り) | ||
おまけ | Google One 1年間無料、YouTube Premium 3ヶ月無料 |
CPUにはIntelの第10世代Core iシリーズを搭載。Core i3は2コア4スレッド、Core i5/i7は4コア8スレッドになっており、普段使いから高性能を要求する人まで幅広く対応できる様になっています。
また、これまでのChromebookだとeMMCと呼ばれる遅いタイプのストレージが搭載されることがありましたが、本製品ではPCIe NVMe M.2と呼ばれる高速なタイプのSSDを搭載。
指紋認証やWi-Fi6、Bang & Olufsenチューニングのデュアルスピーカーなど、細部に至るまで詰められており、「Windows系統の上位モデルをChromebookにした」みたいな印象を受ける製品に仕上がっています、
価格:通常価格とセール価格
モデル | 通常価格(税込) | セール価格(税込) |
---|---|---|
Core i3/8GB | 140,800円 | 81,000円 |
Core i5/8GB | 151,800円 | 86,500円 |
Core i7/16GB | 173,000円 | 98,000円 |
通常価格であれば140,800円〜173,000円の間ですが、セール価格であれば81,000円~98,000円と3万円近くお得になっています。
LTEにも対応して、そこそこ高性能なモデルが81,900円(税込)で購入できてしまうのは非常に安いといえます。
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HP Chromebook x360 13cの特徴
ハイエンドモデルなデザイン・性能
天板のロゴはWindowsでも上位モデルに付けられる「HP」の文字が円で囲われていないタイプのロゴ。このロゴだけで非常にスタイリッシュに見えます。左右には端子類や電源ボタンが配置されており、USB Type-Cは左右に一つずつ、通常のUSB-AやMicroSDにも対応するなど実用的。
ディスプレイのアスペクト比は3:2と、通常の横長の画面に比べると正方形に近くなっています。3:2の方が書類作成やブログ執筆などの際に、2画面縦長のウィンドウを並べたときに見やすく便利。
また、このモデルは一番安価なモデルであっても高速なストレージを搭載しており、安価なモデルを選んだからといって効率面で大きく不利になることはありません。
4GLTEに対応!nanoSIM使える!
4G LTEに対応しており nanoSIMカードが利用できることも魅力。ドコモ・au・ソフトバンクに使われている周波数にほとんど対応しており(Band 42以外)、今スマートフォンでつながっている範囲であれば、全く問題なく利用できそうです。
また通信費を抑えたい場合は、1年間無料の楽天モバイルを使うのも選択肢の一つ。楽天モバイルで使われているBand 3に対応していますし、auのローミング回線の周波数も使えます。
USIスタイラスペン対応・タブレットスタイルでも
USI方式のスタイラスペンにも対応しており、ノートやお絵かきなどにも利用できます。また、本体自体がタブレットスタイルにも変形するので、資料のPDFを読んだり書き込んだりすることも可能です。
重量は1.36kg!持ち運びできる!
同じく発売されたばかりのChromebook x360 14cは、デザイン自体は共通なものの、重さが1.65kgと重めなのがネックでした。Chromebook x360 13cでは、画面が小さくなったこともあってか300gの軽量化に成功。普段持ち運ぶのに苦のない重量になっています。
Google One 1年無料 & YouTube Premium 3ヶ月無料
この製品を購入するとGoogle Oneが1年無料になり、100GB分のGoogleドライブの容量が利用できる様になります。またYouTubeを広告なしで見れるYouTube Premiumに関しても3ヶ月無料。Google Oneが2,500円、YouTube Premiumが3,540円なので、6,040円分お得という計算になります。
レビュー記事
すでに発売開始されており、各所に実機を使用したレビューが公開されています。詳細な使用感を知りたい方は是非読んでみてください。読んでいると実際に使ってみたくなります。
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Source:HP
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