1月11日から「Surface Duo 2」が国内でも販売開始され、家電量販店などで実機が触れるようになりました。Surface Duoユーザーの筆者が、Surface Duo 2を触ってみて、欲しくなった理由と迷っているポイントを紹介します。
初代Surface Duoの気に入っている部分
- 薄くて最高にかっこいい
- 2画面の魅力
- 安心して利用できる
Surface Duoを気に入っているのは、この3つの理由。まず、薄くてフォルダブルスマホの中でも1, 2を争うレベルのカッコよさです。本体デザインはミニマムさがにじみ出ており、とても薄くてスタイリッシュです。
ポケットに入るサイズで、大画面を実現しているのが魅力です。特に、横での使用でなく、縦にした場合に、iPad mini 6に近いサイズ感で利用することができます。また、カフェなどでランチをしているとき、スマホを机に置くと画面の内容を確認するのに、覗き込まないといけません。Surface Duoなら姿勢はそのまま、画面の内容をチェックできます。
Surface DuoとGa;axy Z Fold2とiPad mini 6
安心して利用できるのも良いところ。フレキシブルなディスプレイを搭載した製品は、やっぱり折り曲げるときに、ちょっとした不安を感じます。丈夫にはなってきているのも確かですが、やっぱり外気温の影響を受けてバキッと行かないかはすごく心配です。その点Duoならそうした心配は不要です。
Surface Duo 2になると更に良くなること
動作スピードと滑らかさ
Snapdragon 855→888へ2世代ステップアップしたおかげで、動作は圧倒的に高速かつ滑らかになっています。ホーム画面のスクロールやアプリの起動、全画面表示への切り替えなど、至るところでヌルヌルになりました。
初代Duoでも特にゲームはしないので、動作に困る部分はありません。しかし、滑らかさの違いが、普段の操作性に影響するので、このスペックアップは魅力的です。
カメラの性能向上と出っ張り
初代Duoは、インカメラのみのシングルカメラ1,100万画素だったのが、Duo 2は、トリプルカメラになりました。メインと望遠が1,200万画素、超広角が1,600万画素になりました。それにより、画質が大幅に良くなったのがもっぱらの評価です。
Surface Duo 2のカメラの出っ張り
一方で、カメラを強化したことにより、背面カメラの出っ張りができてしまいました。出っ張りにより、360度回転させてフラットに折りたたむことは不可能に。た
ただし、実機をよく見てみると、カメラ部分にはわずかに斜めの角度がつけられており、折り返したときに分厚くならないような仕組みになっています。案外、この点は気にならないんじゃないかなと想定しています。ここばかりは実際に使わないとわかりませんが、個人的にはハードルではありません。
指紋認証と電源ボタン
Surface Duo 2の電源ボタン部分
案外気づいていない人もいるかもしれませんが、Surface Duo 2は電源ボタンと指紋認証が一体化しました。
5Gにも対応している
Surface Duo 2は、Snapdragon 888を採用したことで、5Gにも対応しました。まだ4Gほど広くはありませんが、徐々に広がってきている印象はあります。最近でも以前は4Gだった場所で、5Gの表示を見ることもあり、2022年に買うスマホには5G対応は必須といえます。
Duo 2を迷う理由：コスト
Kindleアプリの対応
迷う理由の一つは、Kindleアプリの対応です。一応対応はしているので、漫画や洋書や雑誌などは、問題なく表示・閲覧することができます。
問題は、縦書きの日本語書籍の表示です。縦書きの小説などを表示すると、真ん中の1行だけ見切れてしまいます。表示サイズを調節しても表示することはできません。Surface Duoが発売されてから時間が経過しましたが、一向に対応される気配がありません。
ちなみに、Google Playブックスなどは、ちゃんと対応していて、小説を表示させても真ん中で見切れないようになっています。
保証サービス：Microsoft Complete for Surface Duo
これは、購入した人もチェックして欲しい点です。Microsoftは公式オンラインストアで、Surface Duo 2向けに「Microsoft Complete」という2年の延長保証サービスを提供しています。Apple Care+やドコモのケータイ補償的なサービスで、自然故障だけでなく落下や水漏れなど、2回の偶発的故障に対して保証が付いてきます。高額スマホなので、安心して使うならこうしたサービスへの加入は必須です。
MicrosoftストアでMicrosoft Completeをチェック
価格は23,980円になっています。デバイスの購入時、または購入後45日以内なら加入することが可能です。オンラインだけでなく、おそらくビックカメラなどの店頭でも加入できるはず（PC版はあるので）。
ただし、Microsoft Completeも含めると、Surface Duo 2の総額は208,560円と20万円超えです。
18.4万円という金額
値段はスマホを超えられると困る
そもそも、Surface Duo 2の184,580円という価格は、非常に高額です。端末の筐体は、フレキシブルフォルダブルと勝負できるくらいのクオリティで、価格なりの理由はあるといえます。
しかし、一方でソフトウェアが足を引っ張っているのも確か。Kindleだったり、ソフトウェアそのものの完成度の低さを感じます。また、Android 12がいつになるかもわかりません（スキップしてAndroid 12Lに行く可能性はありそうですが）。
高いにも関わらず、完成度の低い部分が見受けられるのは、ちょっと20万円近い金額を出すか、非常に悩みどころです。
ちょっと悩みます
欲しいのは欲しいけれど、流石に18万円、Microsoft Compplete込で20万円という金額は悩みどころです。ソフトウェアまで完璧だったり、Android 12へのアップデートスケジュールがわかったり、などすれば、踏み切るきっかけになりえます。
しかし、現状Surface Duoを使っていても、そこまで大きな不満はなく、コストパフォーマンスなど満足度を考えるとこちらが上です。
20万円あれば、めっちゃかっこいいSurface Pro 8も買えちゃうので、Duo 2への移行はしばし悩みたいと思います。
Surface Duo 2を買うならMicrosoftストアがおすすめ
Microsoftストアだと、送料無料・60日返品無料・60日間低価格の約束があるのが魅力。特に60日の返品無料に関しては、サイト上に『何らかの理由で満足できない場合』とあり、使っていて気に入らないとか合わないところがあっても返品返金対応してもらえるのは非常にありがたいところ。しかも期間も約2ヶ月と長いので安心して試すことができます。
あまりMicrosoft製品をどこで買うか意識していませんでしたが、少々高い位の値段であればMicrosoftストアで買っておくと良いかもしれません。
MicrosoftストアでSurface Duo 2をチェック
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