1つのBAドライバーにダイナミックドライバーを搭載した、高音質な完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Opera 03」をレビューしていきます。
Opera 03は、先日レビューした2BA+1DDの「Opera 05」の下位モデルですが、どっちも音質は良いので好みで選ぶのがおすすめです。
SOUNDPEATSより「SOUNDPEATS Opera 03」を提供していただきました。
SOUNDPEATS Opera 03のスペック
ドライバー | BA×1, 12mmダイナミックドライバー |
---|---|
方式 | カナル型 |
Bluetooth | Bluetooth5.2 |
コーデック | AAC / SBC / LDAC |
充電時間 | 1.5時間 |
最大待機時間 | 60時間 |
充電 | USB Type-C |
重量 | イヤホン片方 7.2g/ケース込58.6g |
防水 | IPX4 |
その他 | ノイズキャンセリング |
Opera03の内容物

表面

裏面
パッケージには、最近のSOUNDPEATS製品と同じく、全面にOpera03を装着した人、裏面に製品本体のデザインがプリントされています。Opera 05も同じデザインです。
パッケージをあけると Opera03本体と対面。説明書は、蓋側に入っています。
Opera03の内容物は、イヤホン本体と充電ケース、交換用イヤーピース、充電ケーブルと説明書。
イヤーピースは、本体に付属しているのが中くらいのサイズで、それ以外には小サイズと大サイズが付属しています。イヤーピースを取り出す際には、落とすなどしてなくしやすいので気をつけましょう。
Opera03の外観:落ち着いたカラー
Opera 03は、光沢感のあるローズゴールドカラーのパーツと、つや消しのガンメタルグレーの塗装を組み合わせた、高級感のあるデザイン。
金属製ノズルを採用しており、しかも本体カラーと同色のローズゴールド。音質へのこだわりや見た目へのこだわりも見せています。
筐体サイズは、Opera05同様に、完全ワイヤレスとしては少し大きめですが、装着感は良好です。歩いたり走ったりしても外れる感じはありません。
比較的コンパクトなOpera03のケース
Opera 03のケースは、イヤホン本体と同じくつや消しガンメタルグレーの筐体に、ローズゴールドのアクセントが設けられています。アクセント部分には小さく”Hear Your Imagination”と書かれています。

左側面にはリセットなどに使うボタン
ケースは、比較的コンパクトです。比較のためにAirPods Pro(第2世代)と並べてみました。搭載しているドライバーの数も多く、イヤホン本体は大きめのサイズですが、ケース自体はかなりコンパクトな仕上がりに。
コンパクトなAirPods Proのケースと並べてみても、厚みが少しあるくらいでした。
裏面にはUSB Type-Cの端子があります。
Opera 03の音質
Opera 03は、BAドライバーが1つに、12mmダイナミックドライバーが1つのトリプルドライバーの構成です。それぞれ1基ずつなので、低音域と高音域のバランスが良く、どのような楽曲でも合わせやすいサウンドです。音に極端な偏りはなく、すごく聴きやすいサウンドです。
手持ちのAirPods Pro(第2世代)とOpera 03の比較をしてみました。Opera 05と同じくOpera 03の方が、音の解像度が高く全体的に高音質に感じました。AirPods Proも十分音質は良いのですが、聞こえてくる音の情報量はOpera 03の方が圧倒的に多いです。
SOUNDPEATS専用アプリや操作性
SOUNDPEATSの専用アプリから左右のイヤホンのバッテリー残量を確認したり、イコライザの設定や、ノイズキャンセリングの機能の切り替えが可能です。
- 1回タップ:音量UP/DOWN
- 1.5秒右タップ:次の曲へ
- 1.5秒左タップ:ノイズキャンセリング/ヒアスルーモード/ノーマルモード切り替え
イヤホン本体をタップすることで、音量の調整だったり、ノイズキャンセリングなどの切り替えや、曲送りなどが可能。これ以外にも音声アシスタント(Siri/Google Assistant)の呼び出しが可能です。
ノイズキャンセリングとヒアスルー(外音取り込み)
Opera 03のノイズキャンセリングは、Opera05と同じで、これまでSOUNDPEATSイヤホンからは大きく向上した印象です。30dBのノイズカットと、ハイエンドイヤホンの40dBと比べると少しスペックは低めですが、静かな環境で音楽を聴くには十分。音量控えめでも、近くで扇風機の強が動作していても、ほとんど周りの音は聞こえにくくなっています。
ヒアスルー(外音取り込み)機能の性能は、フラットな音質で外からの音を取り込むことができます。取り込まれてくるサウンドは、比較的クリアでキレイなサウンドが聞こえてきます。アナウンスを聞き取るためにONにするといった用途でも十分利用できます。
ちょっと気になった点としては、掛けている音楽や音量によっては、モード切り替えサウンドが聴き取りにくくなっていました。
Opera 03とOpera 05の比較
Opera 03とOpera 05のデザインの違い

左がOpera 03、右がOpera 05
Opera 03とOpera 05のデザインの違いは、主にカラーリングに集約されます。Opera 03はローズゴールドとガンメタルグレーの組み合わせ、Opera 05はイエローゴールドとブラックの組み合わせです。

左がOpera 03、右がOpera 05
Opera 03の方が派手さは抑えられているので、目立ちにくいかもしれません。

左がOpera 03、右がOpera 05

左がOpera 03、右がOpera 05
イヤホン本体もケースと同じカラーリングです。
Opera 03とOpera 05の音質の違い

左がOpera 03、右がOpera 05
両者の音質の大きな違いは、中高音域の音の解像度や綺麗さの違い、低音域のパワー感の違いです。
中高音域の音に関しては、BAの数が多いOpera 05の方がキレイです。高い音も潰れたりすることなく、際立って聞こえて来ます。高いキンキンしたサウンドの楽曲を良く聴く人なら、こちらの方があっているはず。
一方で、Opera 03は、BAが1基のため、低音域のパワー感は強めです。そのため、ベースやドラムの音重視で、ノリ良く音楽を楽しみたい人はこちらが良いです。

左がOpera 03、右がOpera 05
率直な感想を述べるとするなら、価格が高いOpera 05を買っておけば良いというものではないと思います。Opera 03も音質はかなり良く、ベースとなる基本的な音質の良さは変わりません。後は普段聴いている楽曲や自分の音質の好みに合わせて選択するのが良いです。
総評:完成度の高く、さらに買いやすい価格
SOUNDPEATS Opera 03は、1BA+1DDというスペックから想定される通りの高音質でした。Opera 05と比較しても、ケースは色のみの違いで、音質はほとんど個人の好みレベルの差しかなく、低音がしっかりしている方が良い人はこちらがおすすめです。
ワイヤレス充電非対応や着脱センサーがない点は残念ですが、その分価格を抑えて、音質に全振りしていると考えれば、妥協できる部分ではあります。
ただ、通常価格約1万円でも、Makuakeの現在の出資価格だと8,250円から可能でお買い得。完全ワイヤレスイヤホンに音質を求めるなら試す価値ありです。
2023年5月21日時点でサポーターは3,876人、総額40,355,940円とSuccessになっており、既に製品も出来上がっているので、気軽に出資し易いのではないかと思います。
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