ずっと使ってみたかったASUSの「Chromebook C436FA」を購入してみました。今回買ったのはCore i3-10110U/RAM8GB/128GBモデル。
これは非常に良いモノで、2021年のベストChromebookになるかもしれません。
外観:エアロジェルホワイトが美しい天板
まず、目に入るエアロジェルホワイトの天板は、非常に美しいです。写真ではわかりづらいかもしれませんが、光の加減によって、青っぽくも輝き、非常に高級感があります。
マグネシウム合金でできており、しっかりしているのもポイント。
右側面にはUSB Type-CとMico SDカードスロットとスピーカー、左側面にはUSB Type-Cとイヤホンジャック、音量ボタンと電源ボタン、スピーカーがあります。
MicroSDスロットへは、付属のペンホルダーを利用してUSIスタイラスペンを装着することが可能。
天板とキーボードの間はくの字型になっており、開閉が簡単に行えるようになっています。
キーボードはシルバーで統一されています。
ノートPCモードで使っているときは、ヒンジでリフトします。360度開けることが可能で、タブレットスタイルやテントモードでの利用もできます。
キーボード:打ちやすい・打鍵音は大きめ
キーボードの配列至って普通の日本語配列、ちょっと左のシフトや検索キーが長く、右のエンターキーが小さく感じますが、打鍵には大きな影響なし。バックライトもあります。
しっかり沈み込みもするので、非常に打ちやすいキーボードです。ただ、打鍵音は大きく感じました。
重さ:14インチなのに1.15kg
ディスプレイは14インチサイズですが、本体サイズは13インチ程度の大きさ。しかも、重量は1.15kgとこのサイズにしては非常に軽量です。MacBook Airよりも圧倒的に軽く、片手で抱えたりかばんに入れた際に、かなり違いを感じます。
動作性能:Core i3でも快適
Core i3-10110U・RAM8GB搭載で、普段使いなら遅いと感じるシーンは皆無。128GBモデルでも、ストレージはPCI Express接続なので、ローカルファイルへのアクセスも高速です。ローカルに取り込んだ写真データの編集やCrostiniでLinuxアプリの操作もスムーズにできました。
スタイラスペン:Keepなら快適
USIスタイラスペンも付属しています。単6電池で駆動し、充電は不要なタイプ。Google Keep上での手書きメモは、反応に遅れも感じずスムーズに動作します。
一方AndroidアプリのNoteshelfだと、ちょっとズレが大きく、常用するのは厳しい印象をうけました。このあたりはGalaxy Chromebookなどでも同じなので、多くのChromebookに共通した現象なのだと思います。
バッテリー持ち:良い
バッテリー持ちはかなりいいですね。公称11.8時間で、流石にそこまでは持ちませんが、ブログを買いたり動画を見たりしても8, 9時間は使えました。1日電源が無い環境で作業しても、安心感のあるバッテリー持ちです。
最高のChromebook:軽さ・性能・オシャレさ
ASUS Chromebook Flip C436FAは、今まで使ってきたChromebookの中で一番良いです。14インチサイズなので1.15kgだったり、普段使いやLinuxアプリの動作にも困らないほど性能もよく、ノートPC全体で見てもオシャレなデザインをしているのがポイント。
特に、旧モデルとなるChromebook C434TAやC425にあった、本体の重たさやチープさ、デザイン的な野暮ったさに加え、Linuxアプリを本気で使う際の性能不足感が完全に解消されており、非常に完成度の高い1台になっています。
ライトユーザーでもカッコいいChromebookが欲しいという人には、Core i3モデルがおすすめ。10万円以下と入手しやすい価格で、2,3年は余裕で使っていける製品が手に入ります。逆にCrostiniでLinuxアプリをガンガン使うという人には、Core i5やRAM16GBのCore i7モデルが用意されており、幅広いユーザーにとっておすすめできる製品と言えるでしょう。
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