Mac版「Microsoft Office 365 / 2021」で毎回ライセンス認証を要求される問題の対処法

Macで毎回Office 365のライセンス認証求められる問題Tips
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MacBook AirをmacOS Ventura 13にしてから、Microsoft Office 365 (Word, Excel, PowerPoint)を起動する度に、毎回ライセンス認証を求められる問題が発生しました。

この記事では、毎回Officeのライセンス認証が要求される問題に対して、試したことと解決策を紹介します。

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Officeで試したこと(解決しなかった方法)

  1. Officeの権限周りの見直し
  2. 関連ファイルも削除した上でOfficeのアンインストール、再インストール
  3. PCの再起動

まず、試したことはOfficeの「AutoUpdate」にユーザー許可を与えることと、設定の「プライバシーとセキュリティ」のフルディスクアクセスを許可することでした。以下の記事にあるように、AutoUpdateをバックグラウンドで実行させる設定に変更しました。しかし、解決せず。

Microsoft、macOS 13 VenturaではOfficeやEdgeなどの自動アップデートを行う「AutoUpdate」にユーザー許可が必要になるとシステム管理者向けに通知。
MicrosoftがmacOS 13 VenturaでOfficeなどを自動的にアップデートさせる「AutoUpdate」をバックグラウンド実行させるにはユーザーの許可が必要であることをシステム管理者向けに通知しています。詳細は以下から。

2つ目に行ったのは、Officeのアンインストールと再インストールです。アプリケーションフォルダから削除するだけでなく、ライブラリフォルダにある関連ファイル(参照)を削除し、再インストールを行いましたが解決しませんでした。

もちろん、PCの再起動もアンインストール後や再インストール後などにこまめに行いましたが、状況は一向に解決しませんでした。

解決策は「Office ライセンス削除ツール」

「Office ライセンス削除ツール」の概要

Microsoft Office ライセンス削除ツール
Officeで毎回ライセンス認証を求められる問題の解決策となったのは、公式サイトで公開されている「Office ライセンス削除ツール」でした。

「Office ライセンス削除ツール」は、Mac上に登録されているMicrosoft Officeのライセンスをリセットするためのツールです。このツールを利用することで、PC上のライセンスをリセットし、まっさらな状態で再度認証することができます。使用しても、メールアドレスなどの紐付いたライセンス情報は消去されません。

筆者の場合、上で「関連ファイルも削除した上でOfficeのアンインストール」しましたが、ライセンス周りの情報はうまく消せていなかったようです。Office ライセンス削除ツールを使えば、ライセンス認証をして問題なく利用できるようになりました。

「Office ライセンス削除ツール」の使い方

  1. ライセンス削除ツールをダウンロード
  2. Mac のダウンロード フォルダーにある .pkg ファイルを開く
  3. [続行] をクリックし、セットアップ ウィザードの指示に従う
  4. ライセンスの削除を実行する準備ができたら、[インストール] を選択
  5. 任意のOfficeアプリ(Word, Excel etc)を開いてサインインし、ライセンス認証
  6. PCを再起動(上で、ライセンス認証したWordなどを開いたママ)

「Office ライセンス削除ツール」の使い方は上記の通り、使い方は簡単で、パッケージをインストールし、Officeを開いてライセンス認証、そして再起動するだけです。

Mac で Office のライセンス ファイルを削除する方法 - Microsoft サポート
これらの手順は、Mac からすべての Office ライセンス ファイルを削除することによって、ライセンス認証のトラブルシューティングに役立つことがあります。 たとえば、以前に Office for Mac の 1 回限りの購入をインストールして、Microsoft 365 に切り替えた場合、Office のコピーが古...

Via: Microsoftコミュニティ
Source: Microsoft

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