ファーウェイが販売しているスマートウォッチ2モデル「HUAWEI Watch FIT」と「GT2 (42mm)」のどちらを購入しようか非常に悩んだので、違いを比較してみました。
主な用途としては、ほぼ24時間活動量を計測するという目的。風呂に入っている時以外、寝ているときや普段の運動記録、時計としても利用する用途で、どちらが良いのか比較してみました。
HUAWEI Watch FITとGT2のスペック
Watch FIT | Watch GT2(42mm) | |
---|---|---|
ディスプレイ | 1.64インチAMOLED(456 x 280) | 1.2インチAMOLED(390 x 390) |
センサー | 加速度センサー, ジャイロセンサー , 光学式心拍センサー, 環境光センサー, 装着検知センサー | 加速度センサー, ジャイロセンサー, 光学式心拍センサー, 環境光センサー, 装着検知センサー, 磁気センサー, 気圧センサー |
GPS | 対応 | |
バッテリー(通常使用) | 約7~10日間 | 約7日間 |
防水 | 5ATM | |
TruSleep™ 2.0 | ○ | |
TruRelax | ○ | |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 BLE | Bluetooth 5.1 BLE/BR/EDR |
サイズ・重量 | 46 × 30 × 10.7mm、21g | 41.8 x 41.8 x 9.4mm、29g |
カラー | サクラピンク, グラファイトブラック, ミントグリーン, カンタロープオレンジ | グラベルベージュ, リファインゴールド, ナイトブラック, フロスティホワイト |
価格 | 13,800円~ | 16,036円~ |
HUAWEI Watch FITとGT2は、防水など基本的な性能は同じ。睡眠計測機能のTruSleepやストレスモニタリング機能のTruRelaxに対応しているのも同じ。大きく違うのは本体サイズとカラーバリエーションで、Watch FITの方が横幅が細いにも関わらず、縦が長いため、画面サイズが大きくなっています。
睡眠ならWatch FIT
FITとGT2、どちらもHUAWEI TruSleep 2.0に対応しており、睡眠計測機能には大差はありません。センサー面でも大きく変わらないため、精度自体も違いは無いでしょう。
ただ、本体の形状の違いには注意する必要が。時計タイプの場合どうしても横幅が広くなるため、腕において閉める幅が増えてしまいます。FITの幅が30mm、GT2の幅が41.8mmと約1cm程異なっており、この微妙なサイズの違いによって腕に当たる感触が変わり、睡眠時に気になるかどうかが大きく変わります。
表示・操作性ならWatch GT2
画面サイズ自体はWatch FITの方が1.64インチと大きいものの、表示や操作性に関してはGT2(1.2インチ)の方が良さそうです。理由としては2点あり、円形で横幅があることとボタンを2つ搭載している点。
サイズだけ見るとFITの方が大きいですが、GT2の方が横幅があります。解像度自体もFITが280なのに対し、GT2は390。横に表示される情報量の多さはGT2に軍配が上がります。一見大したことの無い差にも見えます。しかし、通知で表示される情報が、縦長の場合は改行が多くなってしまうのに対し、横長だと改行が少なくなり、視線移動が少なく簡単に視認可能です。
GT2にはサイドにボタンが搭載。一方は電源ボタンですが、もう一方は機能ボタンになっており、よく使う機能のショートカットなどを設定しておいて利用することができます。ワークアウトなどを割り当てておけば、いちいち画面を操作することなく、運動を始めることができます。
オシャレをするならWatch GT2
HUAWEI Watch FITもバンドは取り外し可能なようですが、端子自体は独自規格。特にストアなどを見ても、交換用のバンドは現時点では特に販売されてないようです。一方でWatch GT2であれば汎用タイプのバンドに交換可能。機構自体もそれほど難しいものではなく、Amazonなどにも豊富に選択肢が用意されており、金属バンドからレザー、シリコンまでその日の気分や用途に応じて変更することが可能。
Watch FITの場合は、もともと存在するカラーバリエーション4色の内から気に入ったものを選ぶ必要があります。
結局、どっちを買ったの?
「結局、どちらを購入したのか?」という話ですが、筆者は「HUAWEI Watch FIT」をチョイスしました。購入の決め手は本体サイズと価格。
Watch GT2の方は横幅があるため「時計を身に着けている」という意識がどうしても先行してしまい、寝るときなどは邪魔に感じてしまう可能性がありました。Watch FITも、ジャンルとしてはバンド系ではなくウォッチ系ですが、横幅が細く、見た目にそこまで大きさを感じないため、普段それほど気にせず使えそうというのが大きなポイント。
また、価格面でもGT2とFITの最安モデルは3,000円程度の差ですが、筆者がGT2で気になっていたフロスティホワイトにカラーは20,000円となっており、FITとの価格差が6~7,000円となり、明らかな価格差が生じたのもFITにした理由だったりします。
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