今年買ったタブレット・ノートPCから厳選して、印象的だったもの11台を抜粋してまとめてみました(それぞれ購入順)。
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タブレット編
Surface Pro 6
Surface Pro 6。iPad ProとSmart Keyboardが、完全なMacの代替手段とならないことに嫌気がさし買い換えることに。フルのWindows 10が動作するのでRやPythonやExcelのマクロなども動作し、タブレットとPCの役割両方を兼ねることができました。ただし、タブレットとしての使い勝手は、重量面とUI面で不満を感じることに….。
Pixel Slate
Pixel Slate。こちらも721gとSurface Pro 6同様に重く、ちょっとタブレットとしての取り回しが悪かったのが難点でした。CrostiniでRやPythonが動作するのもいいところ。
シンプルさはベストバイとして挙げたPixelbook Goと似通っており、その点では評価は高いです。
MediaPad M6 8.4 LTE
MediaPad M6 8.4 LTE
最近のファーウェイ製品と違い、このモデルは簡単にGoogle Playストアを導入することができました。このサイズだとコートのポケットに忍ばせたりすることができるので、持ち運びしやすかったですね。ただ、スタイラスペンには対応しておらず、使う頻度は減っていきました。
iPad 第7世代
iPad 第7世代。Windows→Chrome OS→Androidタブレットと経由して、原点回帰のiPad。やっぱりタブレットとしての使い勝手は最高。ただSoCがA10と、その当時にしても少し古く動作は緩慢。フルラミネーションディスプレイなどもなく、廉価モデルなりの安っぽさを感じて、次のPro 11へ買い替え。
iPad Pro 11
iPad Pro 11。今年買ったタブレットの中ではかなり良かったモデル。デザインもいいし、性能もいいし、やっぱりProだけあって完成度は高めでした。ただし、筆者にとってはオーバースペックでしたね。
MatePad 10.4
MatePad 10.4。急にAndroidタブレットが試したくなり買ったのがこれ。国内においてAndroidタブレットの選択肢がほとんどなく、とりあえずものは試しでした。スマホと異なりGoogle Playストアなしでも思ったよりは使えたものの、ディスプレイの色合いとペンの充電方式が好みではなく売却。
MatePad Pro
MatePad Pro。M-Pencilのパームリジェクションがダメダメなことを除いて、個人的にはベストAndroidタブレットだったのがMatePad Pro。90Hzなどのハイリフレッシュレートではありませんが、MatePad 10.4とは雲泥の差の滑らかさ。MatePad 10.4に感じた細かな不満が完全に改善されていました。
中途半端に安っぽいトラックパッドなどを付けることなく、キーサイズと打鍵感を重視した物理キーボードカバーの完成度が高く、ブログ執筆に活躍しました。楽天モバイルの回線との相性がいまいちだったのが想定外。
iPad mini 5
iPad mini 5。原点回帰でiPad mini 5を買い直し。実質サブスマホ的な使い方として活躍しました。電子書籍読んだり、動画をみたり、Apple Pencilでちょっとしたメモをするのに最適でした。
論文PDFを読んだりノート代わりに使うのには、ちょっとサイズが足りず、ここから大きなサイズのタブレットを探す旅が始まります。
Galaxy Tab S6
Galaxy Tab S6のLTEモデル。MatePad Proがそこそこ良かったこともあり、そこで不満だったパームリジェクションや回線の安定性、更にGMS面での不満が改善されていると期待し購入。実際その点においては非常に満足しています。Sペンの書き心地は最高。質感も良く、性能も非常に高く、完成度は高めでした。ただし、想定しなかったところで自分に合わない所が2点あり手放すことに。
1点目は、Androidアプリの問題。MatePad Proはほとんどブラウザメインでしたが、Tab S6はアプリメインの利用に。そのことでタブレットのサイズに最適化されていないアプリのUIに不満を感じてしまいました。
2点目はキーボード。 打鍵感は良くないし、トラックパッドの操作はノートPCと違うし(右クリック:戻る、長押し:右クリック)で、ブログを書くという用途ではMatePad Proよりも生産性は上がらなかったですね。トラックパッド不要なので、キーサイズを大きくして打鍵感を重視して欲しかった。加えて、背面に付けるスタンドカバーが磁石ではなく粘着シートで取り外ししにくいのも欠点(Tab S7ではマグネットに改善されています)。
IdeaPad Duet Chromebook
IdeaPad Duet Chromebook。Lenovoのセールにより、3万円以下で購入しました。Helio P60T・RAM4GBなので少し性能は低いですが、軽量で持ち運びにも最適。良かったですね。
純正スタンドカバーとキーボードの組み合わせは重すぎるので、MOFT Xなど別途スタンドは必須。
iPad Air 3
Windows→Chrome OS→Android→iPad OS→Android→Chrome OSと来て、結局行き着いた先はiPad Air 3。手書きメモiCloud経由でMacに同期され参照しやすい点や、AirDropの便利さからは離れることができませんでした。
iPad Air 3は、Air 4とiPad 第8世代と悩んで買った一台。筆者は簡単な写真編集とコンテンツ消費がメインでA14程の性能は不要。ただiPad 第8世代の廉価モデル感ある筐体も受け入れられず、iPad Air 3を購入。メモ帳ではなくノート用途だったり、論文を読んだりするのにはやっぱり10.5インチのiPadの方がminiよりもいいですね。
価格と性能のちょうど良さ(オーバースペックすぎず、ロースペックすぎず)がしっくり来ています。
ノートPC編
Lavie HZ
Lavie HZ HZ750。異常に安い値段で販売されていたので購入。Core i7-8550U・RAM8GBで動作は良かったものの、キーボードのキーサイズが小さくミスタイプが多発したことと、トラックパッドの滑りが悪かったのが残念な所。Lavie Pro Mobileシリーズでは大幅に改善されたポイントなので、Pro Mobileは試してみたいですね。
ASUS Chromebook C425
ASUS Chromebook C425。Core m3-8100Y・RAM8GBモデル。ちょっと分厚さとチープさは感じたものの、値段と質のバランスが非常に良かったモデル。何台かChromebookを使って、環境構築など使い方がわかってきたので、今買えば長いこと使うかもしれないですね。
国内版も発売され、そっちはディスプレイ周りのベゼルが一体化して、ガラスなのでよりオシャレ。おすすめ。
ENVY x360 13
ENVY x360 13。デザイン・スペック・機能面において、個人的にはベストだったWindowsノートPC。Ryzen 5 2500U搭載、負荷をかけたときの発熱があり、サーマルスロットリングが発生して性能が低くなってしまったのは残念なところ。新しいRyzen 4000番台を搭載したモデルは、細かな所で変更が加えられているようなので、使いたいですね。
Pixelbook Go
Pixelbook Go。ちょっと筆者がメインで使うには性能とストレージが足りないと感じたものの、本体のデザイン・キーボードの打鍵感は完璧。来年出るであろうPixelbook Goの後継機は気になっています。
MacBook Air 2018
MacBook Air 2018はM1 Mac登場前に購入。3年近く使ってきたMacBook Pro 13 2017モデルがバッテリー的に厳しくなり、買い換える必要がありました。
しかし、その当時M1 Macの登場が噂されていたので、2020年モデルを定価で購入することもできず。そんな中たまたま、Apple Care+付きの状態良さげのモノを見つけたので買い替えました。不満点が性能だけなので、M1 Macに買い替えたい。
総評
個人的なこの中でのベストをあげるとするなら、タブレットはMatePad ProとiPad Air 3。ノートPCならPixelbook GoとMacBook Air 2018ですね。
振り返れば、Apple製品でまとめすぎるのをやめようと思って、WindowやChrome OSに手を出したものの、Appleの支配からは逃れられなかった年でした。結局タブレットに関しては、アプリやUIの完成度が高いiPadに戻る結末に。メインのノートPCもMacBook Pro→Airとなったのみでした。
それでも、Chromebookには可能性を感じています。ライトな作業に関してはMacなどよりも軽量で心理的なハードルは低く、iPadやAndroidではできないRやPythonなどの作業が行える点(Crostiniで)でも魅力的。現時点でもASUS Chromebook Flip C436FAやHP Chromebook x360 13cなど気になるものも多く、M1 Mac以外にもこういった製品は試してみたいですね。
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